旅行・アウトドアファンの中には、アメリカとカナダの美しい大自然や、のどかなスモールタウンの雰囲気に、魅了されている人も多いのではないだろうか。
また、実際に行ったことはなくても、映画やドラマなどを見て、ほのかに憧れている人も多いだろう。
しかし、実際に現地に行くのは、時間や費用、慣れない言語やドライブの壁もあり、なかなか難しいところ・・・。行けたとしても年に1~2回がやっと、という人が大半だろう。
そこで本ブログでは、普段「日本の自宅にいながら」、北米の大自然の風景や空気感、ハイキング・キャンピング・狩猟・釣りなどのアウトドア、現地の人々の生活・社会を、ヴァーチャルに味わうことのできる文化(本、映画、音楽、ゲーム、美術、etc.)を紹介していきたい。
また、これまでアメリカやカナダに数多く旅行し、居住してきた経験を通して、オススメの旅行先やアクティビティのアイディアも共有したい。本格的なアウトドア経験や装備・時間がなくても、限られた旅行期間中に、小冒険気分を味わえる体験について、主に書いていきたいと思う。
アメリカといえば、一般的にニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなど、東・西海岸のイメージが強いようだ。しかし、このブログでは、あまり目立たない「真ん中のアメリカ」に注目していきたい。アメリカ西部や南部、内陸部にこそ、アメリカの本当の姿があり、真の魅力が詰まっていると感じているからだ。
同時に、アメリカに比べて語られることの少ない、カナダの隠れた魅力にも迫っていきたい。
北米の、美しく雄大な自然や、楽しくのどかな田舎町といった、いきいきとした明るい側面に目を向けていく一方で、「砂ぼこりの舞う乾いたアメリカ西部の荒野」や、「アメリカ南部のブルージーでヒルビリーな泥臭さ」、「雪深く厳しいカナダの山々」、「過疎化したスモールタウンや郊外の寂れた風情」、「薄汚れた都会の片隅の空気感」にも心惹かれる。北米の旅行先や文化が有する、そういった渋く、味わい深く、泥臭く、厳しい側面についても語っていきたい。
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